人気の生産終了モデル Nautilus 5711/1AのNFTが登場
今年ローンチしたばかりの新興オンラインプラットフォーム『SM-ART』が、スイスを代表する3大時計メーカーの1つ〈Patek Philippe（パテック フィリップ）〉のアイコンモデル Nautilus（ノーチラス）のNFTを発表した。同ブランド史上初となるNFTは、今月中旬よりオークション形式で販売される。
『SM-ART』は、歴史的なファインアートや希少なコレクターズアイテム、オブジェなどをNFTとして再び世に送り出すことを目的に設立されたオンラインプラットフォーム。同社がこのサービスをローンチしたのは、過去に製作された多くの美しい作品が人目に触れることなく保管されているのを憂い、これらの作品に再び命を吹き込む方法を模索していたから。彼ら曰く、NFTはその手段の1つであり、人々が新たなメディアを通して芸術作品を作品を楽しみ、所有することができる方法としても最適だという。
今回製作されたNFTは、Nautilusの数あるモデルの中でも、特に人気の高い5711/1A-010。ブラック/ブルーの文字盤が特徴の同モデルは、実物の時計は既に生産が終了し、現在は2次流通市場において異常とも言える高価格で取り引きされており、今後もその価値と需要は高まり続けるだろうと言われている。このNFTは先述の通り『SM-ART』を通してオークション形式で販売され、落札者は実物のRef. 5711/1A-010を入手する権利を得られるようだ。
『SM-ART』の共同設立者であるDanny Sanghaは、このNautilusのNFTについて以下のように語っている。「NautilusのNFTは、実際の時計と同様に画期的で型破りなものであり、私たちはその歴史に敬意を表したかったのです。私たちは、この時計に込められたクラフツマンシップを非常に深く認識しており、NFTの開発においても細心の注意を払いました」
〈Patek Philippe〉Nautilus 5711/1A-010のNFTは、11月中旬より『SM-ART』の公式サイトにてオークション形式で販売予定。オークションの具体的な日程については近日中に発表されるようなので、『SM-ART』の公式アカウントをフォローしておこう。
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